事前準備

• 参加することを決めたらイベント当日までに用意するもの


• ヘルメット…JISマーク付きのものを推奨。バイク用品店などで大きさを確認してもらうと良いでしょう。半キャップや工事用のものは不可。
• グローブ…指先や手の甲の部分に孔のあいていないもの。カー用品店などでフィッティングを確認して選びましょう。軍手や作業用手袋は不可。
• 粘着テープ…ゼッケンを付けるのに必要。糊残りが少なく扱いやすい養生テープがオススメです。

• イベント当日に必要なもの


• 受付で本人確認をしますので運転免許証を必ず持ってきてください。無かったり失効していると道交法違反になります。
• 肌の露出しない服装(長袖、長ズボン)、運転に適した靴が必要です。コース走行時以外は気候に適した格好でokです。
• 朝早くからイベント終了まで会場から移動することがないので、食べ物、飲み物の準備は必要です。忘れてきても会場に飲み物、カップめんの自販機はあります。

• あると便利なもの


• アウトドア用のイス…カラダを伸ばしてリラックス
• クーラーボックス…持ってきた飲食物の保存用に。ビニール袋のまま外に置いておくとカラスに持っていかれます。
• 雨具長靴傘…長時間外にいることになるので傘だけでは役不足になることも。強風時は雨具長靴一択です。
• ブルーシート、道具箱…持ってきたもの、車内にあるコース走行時に不要なものを置いておく入れ物やスノコがあると、地面に直接置かなくてすみます。ブルーシートでそれらを覆えば雨天時に濡れる心配もありません。

その他にもありますが上記のものがあれば困ることはほとんどないと思います。


• 移動ルート確認


• まず事前にスマホなどで、会場の場所を調べて自宅からの距離を把握します。そこから移動にかかる大まかな時間も調べてください。
• 例として、新潟市西区からスピードパーク新潟まで約５０km、朝の時間帯ならノンストップで１時間くらいで到着できます。
• しかし道中、飲食物の調達、ガソリン給油など何かする度に１０分くらいはかかると思います。その分移動時間に余裕をもってください。

イベント当日のおおまかな流れ

• イベント会場に出発


• 初めてイベントに参加する方、経験が少ない方、ゲートオープンの６：３０に会場到着を目指して出発するようにしましょう。
• 早く来てしまった場合は、一般車輌の通行の妨げにならない場所でゲートオープンの時間を待ちましょう。

• ゲートオープン


• 会場に入ると誘導員にゼッケン番号を聞かれるので、お伝えしたゼッケン番号を言ってください。
• 自分のパドック付近に案内されるので、地面に書いてあるゼッケン番号を捜して、枠の中にクルマをバックで停めてください。
• クルマを停めたら参加確認受付が始まるまで車輌準備をやりましょう。簡単に言うと車内にものが無い状態にしてください。車輌準備については後ほど説明します。

• 参加確認受付


• 時間が来ると参加確認受付を開始するアナウンスがあります。作業の手を一旦止めて受付会場へ行きましょう。運転免許証を確認しますので持って行ってください。
• ゼッケン、プログラム、エントラントリスト、コース図を渡されます。すぐに確認して足りない場合はスタッフに言ってください。

• 公式車輌検査


• 車検を行いますので、受付を終えたら車輌準備を再開してください。車検では安全面の確認をします。

ここで車輌準備について詳しく説明します。

• 全開走行では通常では考えられない力がかかります。車内に浮遊物(固定されていないもの)があると思いがけない事故につながる恐れがあります。
• とにかく走行時に不要なもの固定されていないものは全て車外に出しましょう。
• 車載カメラを使用する際は、ガッチリと固定して走行中は決して外れないようにしてください。



具体的には、

• ドアポケット内にあるもの
• ルームミラーやエンジンキーにぶら下がっているもの
• エアコン噴出し口に付いているドリンクホルダーや灰皿
• フロアマット
• 車内の床にものが落ちていないかシッカリと確認してください。


• これらを降ろしたらクルマにゼッケンを付けましょう。
• ゼッケンは運転席、助手席のドアに数字とＢＲＩＤＧＥＳＴＯＮＥが読める向きに付けてください。
• ゼッケンは必ず全周をテープで固定するようにしてください。
• 付け方のコツは小さく切ったテープでゼッケンの四隅を仮止めしてから周囲を本止めするとキレイに簡単に付けれます。
• 雨天時はテープ貼り付け面の水滴を拭き取らないとゼッケンが剥がれてしまいます。
• 競技走行中にゼッケンが剥がれしまうとその走行は無効となってしまうのでゼッケンはシッカリと付けましょう。
• ゼッケンを付けたら、
• ヘルメットの中にグローブを入れてクルマのルーフの上に置いてください。スタッフに車検を受ける状態になったこと知らせる合図になります。
• 雨天時はワイパーを立てることで合図となります。
• 気づいてもらえない場合はスタッフに「車検お願いします」と声を掛けてください。


• 車検に合格するとゼッケンにokの文字が記載されます。これで車検終了となります。
  慣熟歩行の時間まで渡されたコース図を眺めてたりしていると良いでしょう。

• 慣熟歩行


参加全車輌の車検が終了すると、競技走行するコースを１時間程歩く時間があります。


• コースを覚えることとポスト位置の確認をしてください。
• コースの長さにもよりますが頑張って３回歩けるくらいの時間があります。
• コースを覚えるコツは間単に言ってしまうと「リズムとパート覚える」です。
  スピードパーク新潟HPに載っている【カート＆レンタルカート　コースレイアウト】を計時ラインからスタートしたことにして説明すると…


• 右左のシケインを抜けて外周→
  そのままインフィールドに入って右に切りかえし→
  裏ストレートから左ヘアピン→
  ゆるい右から左切りかえし、すぐあと右コーナー→
  そのまま右ヘアピン、短いストレート→
  ゆるい右からゆるい左そのまま左右左のスラローム→
  ホームストレート

以上で１周分の説明となります。


• 「そのまま」と言っているところは「ハンドルをそのまま切り込んでいく」と思ってください。
• 「ゆるい」と言っているところは「大きな減速を必要としないコーナー」と思ってください。

スピードパーク新潟のコース図を見て「ああ、なるほど」思ってもらえたら幸いです。


• 悪い覚え方として、
• 「何本目の枝道を右に曲がる」や「コーナー１ヵ所ずつの曲がる方向を覚える」みたいにやると、
  そのときは覚えていても、全開走行しているときの視覚情報が速すぎて
  一瞬で忘れて頭真っ白になってしまいます。
• S字、シケイン、スラローム、ヘアピンなどわかりやすくパートに分けて、
  なおかつクルマの動きをイメージしながら覚えられれば良いと思います。


• ドライバーズブリーフィング


当日の注意点などの説明があります。


• 特に旗信号の説明、会場内やコース上の危険行動や危険箇所の説明は注意深く聞いていてください。
• わからないこと、疑問に感じたことはそのときに質問できるので確認してください。


• 競技開始


いよいよ本番となります。


• 自分の出番までは他の選手の走りを見たり、イメージトレーニングでコース攻略をしたり、友人と談笑したり、と、自由に過ごしてください。
• そして遅くても自分が走行する１０台くらい前から準備に入るようにしましょう。
• クルマに乗り込み準備をすませて自分の隣のクルマがパドックを出たら、走行を終えてパドックに帰ってくるクルマを１台待ち、そのクルマがパドックに入ってからスタート待機列に向かうといいでしょう。